酵素を摂取しても、大幅に食事制限すると・・・

酵素が豊富に含まれた酵素ドリンクを飲むと、代謝促進効果を見込めますが、その効果を狙ったダイエット法が酵素ダイエットです。

代謝が上がると太りにくい体質になり、さらに、美容効果も期待できるので多くの女性が酵素ダイエットを実践して話題となっています。

実際に、ネットやドラッグストアーなどで酵素ドリンクの売り上げがアップしているそうです。

1日に3回、食事を摂るうち、どれか1食を酵素ドリンクに置き換えるという手法が酵素ダイエットの一般的な方法です。

例を挙げると、夜だけ酵素ドリンクに変更したり、朝か昼のうち、どちらかを置き換えてもいいのです。

ですが、3食のうち2食以上を酵素ドリンクにしてしまうのはとても危険です。

1日に2食以上、酵素ドリンクに置き換えるということは、かなりの大幅な食事制限になり、これを続けると、当然、栄養が偏ったり、不足することになって体調も崩してしまいます。

確かに、これだけの食事量を制限すれば、体重は徐々に減っていきます。

しかし、ある時期から体重が減らなくなって、停滞期に入ってしまいます。

人の体は、極端に少ない量の食事が続くと、それに反応し、今度はエネルギーの消費をセーブしようとして脂肪を体に溜めこもうとします。

これが停滞期になる原因で、体が“省エネモード”になってしまうわけです。

さらに、この時点で体重が減らないというだけでなく、痩せられないという大問題が、既に起きています。

無理な食事制限を始めて、落ちた体重の中身は、半分以上が筋肉です。

ダイエットの本来の目的は、余分な体脂肪を減らすことですが、大切な筋肉のほうが多く減少してしまっているのです。

そして、筋肉量が減少するということは、基礎代謝量が減少して、1日あたりの総消費エネルギーが低下しているということです。

せっかく代謝アップを狙って酵素を摂取しても、無理な食事制限で基礎代謝量を低下させてしまっては、何の意味もありません。

そもそも無理な食事制限は、いつまでも続きませんから、前の食事に戻した途端に、太りやすくなっている体は、あっという間にリバウンドで元の体重以上に激太りという悲しい結果に終わります。

どんな方法のダイエットを行うにしても、無理な食事制限は絶対に行わないようにしましょう。

どうしても、食事制限が必要な場合は、1日あたり、200キロカロリー程度の小幅な制限に留めて置くのが、体に負担も少なく、リバウンドのリスクも少なくなります。